ある外食文化についての事例をいくつか紹介したいと思います。 アルコールは人との付き合いでどうしても外せない場面があるかと思いますが、たとえ低カロリーを謳う酒でも、通常の食材に比べれば高エネルギーで、なおかつ栄養面は期待できません。何事も程々に、というのは健康を考えるうえでの基本ですが、アルコールはとくに一歩も二歩も引く心がけが大事です。現代人にとくに不足しがちなのは運動。歩く、自転車を漕ぐといった簡単なことでもかまいませんので、毎日少しでも運動をするよう意識してみましょう。
外食頼みの食生活の改善とちょっとした運動。しかし、元をたどれば諸外国の影響を強く受けているわけで、とくにアメリカの外食文化の影響というものは計り知れないものがあるでしょう。そして、アメリカの外食文化を支えたのは、その戦後間もないころから60年代までに誕生した人々、いわゆるベビーブーマーです。それは戦争の終わりによって復員兵が帰還し、その結果、戦争中あるいは戦争前よりも出生率が上昇したためだといわれています。
それはともかく、彼らが外食文化に貢献した役割は非常に大きかったとされています。つまり、子どものころからファストフードやコーヒーショップに慣れ親しみ、外食文化に対する抵抗感がないどころか、彼らにとって外食文化は身近な食卓であり、団らんの場であったのです。そして、70年代、80年代になると、彼らが大人になり、家庭を持つようになります。では、彼らが外食文化から遠のくかというとそうではありません。